エゾシカ

おやぢ

2005年12月15日 23:21



札幌近郊のエゾシカは冬の終わりあたりからまた、山を降りてくるのだろうか?
ここ数年は特によく見かけるような気がする。

数は確かに道東のそれの比ではないにしろそれなりに被害が出ているようだ。

彼らはメスや子ども?は群れで居る事が多いみたいだけど
大人のオスはいつも単独でしか見ていない。

写真に撮るのもメスや子供の方が近くから写せる事が多い。
特に小鹿は餌を食べるのに夢中になっているうちに道路のふちまで来てしまい
こちらに写されているのにも気づかない事がある。
小鹿にはおしりのあたりにバンビのような斑点にみえる部分がある。



この写真は道路の横にいた小鹿である。
このあと気づいて慌てて去っていった(笑

大体はこれくらいの距離。



この辺で見る鹿はこれくらいの小さな群れがあちらこちらに沢山見えることが多い。

木の皮を彼らに食われた木の幹は丸裸でとても寒そうで
枯れないか?と心配になる。
そして全ての皮が食われるわけではなく木によっては全く食われない。
やはり旨い、まずいがあるのかもしれない(^^ゞ



これは多分若い大人のオスだと思うが以前凄く大きなオスを
国道付近で見たことがある。

最後はこれ。



多分メスの屍だと思われる。
寿命だったのか、怪我だったのか、病気だったかは定かではないが
この状態にあるということは他の動物の糧になったと考えられる。
頭蓋の下の脊髄?付近には一部毛のついた皮が残っていた。

野生のものはいつも一定の数ではない。
多くなったり少なくなったりの繰り返しでそれぞれのバランスが取れている。
しかし近年はエゾシカが相当増えて被害が大きいらしく
鹿を撃っても良い頭数も増えたらしいが被害はまだ大きいようだ。
本来なら放っておけば増えた分、いずれ餌不足になって数が激減するはずだが
被害の大きさからそれまで待っていられないようだ。

ここでも人間の手によるコントロールが行われる事になるが
難しいけどしかたが無い部分なのかもしれない。。。

今、根室から鹿肉を普及させる動きがあるようだ。
おいらも鹿肉は以前オソウシ温泉で親父さんの撃ったのを
ご馳走になったが甘味の強い肉であった。
もちろん、部分によって違うのだろうけど・・・・

山には多分今年も倒木などで餌不足になるような予感・・・
春先に支笏湖の西向きの斜面に午後よく見ることが出来る。
ただ、みんな湖に気を取られて気づかない人が多いみたいね(^^;

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